Yasuji Ohagi
高校卒業後にフランスに渡り、パリのエコール・ノルマル音楽院、パリ国立高等音楽院で学ぶ。1998年、ハバナ国際ギター・コンクールにて第2位及び審査員特別賞を受賞。2000年から4年間、イタリアのシエナで開かれるキジアーナ音楽院でオスカー・ギリアに師事し、4年連続最優秀ディプロマを取得。
ルネサンスから現代曲まで多彩なレパートリーを持ち、ソロから室内楽、協奏曲と幅広く取り組んでいる。国内外でジャンルを超えた活動を展開し、TV、ラジオ、雑誌での露出も多数。
2000年に「11月のある日」でビクターエンタテインメントからCDデビュー。これまでに11枚のCDおよび2枚のDVDをリリース。第6回ホテルオークラ賞、第18回出光音楽賞受賞。宮崎県出身。
Yasuji Ohagi Official Site@ Victor Entertainment
Ryu's Cuban Night 2007

Aug 22, 2008

メッセージ・・・!!

8月28日、庄内国際フェスティバル
響ホールでのジスモンチアーナ日本初演によせて、
作曲家ブローウェル本人からメッセージが届きました!
作曲者自身からの言葉が一番強いですね。
以下福田進一師匠ブログと全く同じ文章です。


「ジスモンチアーナ」の日本初演によせて
                        
 レオ・ブローウェル

エグベルト・ジスモンチと、
私がクリエイトするサウンドとは、
一見かけ離れているように感じられる
かもしれません。が、このブラジルの
生んだ巨匠の作品を題材にして
作曲することは、困難ではありませんでした。
我々は根源的には、まるで兄弟のように
共通のエッセンスを持っていますし、
彼を独奏者(ピアノあるいはギターの)とした
オーケストラ曲の伴奏指揮を経験し、
その驚異的な即興を目の当たりに
したこともあって、当然のように私は
この作品を一気に書き上げることが出来たのです。
ブラジル人の根底にある精神の深みは
20世紀前半に活躍したカマルゴ・ガルニエリ
またはエイトル・ヴィラ=ロボスの
作品に見てとれますが、こんにちそれを
純粋に継承しているのはジスモンチただ一人。
マトグロッソ州、北方(ノルデステ)、
リオ・デ・ジャネイロ、アマゾン、
様々な言語社会と外界から隔絶した
代わりようのない自然環境が巨大な
ブラジルを形作り、そこから
偉大な音楽家が生まれるのです。
音楽が受け継がれていく現象は、
ファリャなどのスペインの作曲家にも
起こりました。が、ここで重要な点は、
それが単なる先駆者の「模倣」ではなく
「継承」であることなのです。
ジスモンチは後継者のいない状態から、
突如20世紀の終わりになって出現した
真の継承者と言えるでしょう。
この作品の日本初演は、山形交響楽団と
マエストロ飯森範親をバックに、
エドゥアルド・フェルナンデス、福田進一、
大萩康司、松尾俊介という最高レベルの
プロフェッショナルな
ギター・カルテットによって行われます。
皆さんは、ジスモンチの最も衝撃的な
5つの作品を聴くことになるでしょう。


*写真はキューバのアブダラスタジオで
録音(2005年時)する前にスタジオのテラスで
練習している筆者・・・。
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August 22, 2008 in お勧め!!, お知らせ, 人物, 文化・芸術, 旅行・地域, 日記, 音楽 |

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Comments

大萩さん、こんばんは。
作曲者レオ・ブローウェル様からのメッセージを何度も読ませて頂いて、ふと思ったのですが、スペインにはフラメンコ、アルゼンチンにはタンゴがすぐに思い浮かびますが、ブラジルには、サンバやボサノバ、ショーロ(これはつい最近、友人に教えて貰いました。)等、様々なリズムがありますねflair
「ジスモンチアーナ」にはそういった、日本でも親しみ深いブラジルのリズムが反映されているのか、いないのか…?気になります〜happy02
的外れな事を書いていたら、笑ってお許し下さいcoldsweats01

今日はいよいよフェスティバルの開幕ですねsign01
お体に気をつけて、充実した6日間となりますようにshine

Posted by: 元 絃係 | Aug 26, 2008 12:21:03 AM

大萩さん以外の質問をしてしまいすみませんでした。失礼しました。

Posted by: ぽち | Aug 25, 2008 11:11:21 PM

ジスモンチアーナ・・・・すばらしいんだろうなぁ♪

カマルゴ・ガルニエリ(グァルニエリ)さんて、はじめて知りました。
ここ↓に詳しくのってました。
http://www.geocities.jp/latinamericapiano/guarnieri/guarnieribio.html
でも、どの曲というか、どのCD聞いたらいいかが、わかりません。
どなたかわかるかた,,オススメCD教えてくださいませんか。
よろしくお願いします。

Posted by: ぽち | Aug 24, 2008 1:36:38 AM

大萩さん、こんばんは。朝夕随分しのぎやすくなってきましたねfish

ジスモンチさんにまつわる曲だから、ジスモンチアーナだったんですねsign01
本当に、作曲者自らのお言葉には力がありますね。
指揮はテレビでもおなじみの飯森範親さんsign02
聴きに行けたらなぁ〜。

Posted by: 風鈴 | Aug 24, 2008 12:18:47 AM

発見ですflair
パソコンで、写真をクリックしたら大きな画像が見られるかな?と思い、
クリックしたら、
・・・巨大化しましたsign01
しかも画面の上半分が白壁ですsign03
もうちょっと小さくてもいいから、全体が見られるともっと嬉しいのですが・・・coldsweats01
これって、大萩さんのユーモア・・・?
それとも私のパソコンの設定のせい?
それはさておき、
本当に素敵な写真。
背景もスタジオのテラスとは思えないですね。
パソコンでは画面をスクロールすると、右下の方に
「鐘のなるキューバの風景」のDVDの写真が見られるので、
これが、こうなった訳か・・・と見比べて、一人で悦にいっております。
(以上、書いちゃっていいのかな?と思いつつ・・・。
携帯で見ておられる方には、ごめんなさいm(_ _)m)

Posted by: 元 絃係 | Aug 23, 2008 11:29:07 AM

音が聞こえてきそうな綺麗な写真。
大萩さんて、絵になる人ですネ~♪

この写真の頃と今と、何が一番変わったとご自分では思われますか? よろしかったら、お答えください。

Posted by: yasuko | Aug 23, 2008 12:33:30 AM

先に福田さんのブログでブローウェルからのメッセージを拝見しついましたが、改めてこうして読み返してみるとメッセージは考え深いものです。
何よりも心強い言葉であり励みになりますね。
昨年、今年と4回行ったコンサートを思い返し彼の類い稀な存在感とその仲間であるブローウェル、福田さんをはじめとするギタリスト達が繋がりを持ちひとつの作品を生み出してくれた事を嬉しく思っています。
「ジスモンチアーナ」!!皆さんの意気込みも凄いでしょう?(笑)


ところで大萩さん。こんなにやりがいの有るギタリストとゆう生活を仕事に出来て幸せですね。
ある意味で到達点なく向上心を持ち続けて自らも好きでたまらない道を進んで居るのですから。


「本当に来ないの?」と友人達。
私は満面の笑顔で「いーのョ。」と言ったかいがあった!
庄内。楽しみにしています。

Posted by: A.Suzuki | Aug 22, 2008 6:29:23 PM

ジスモンチアーナ聴きたいっ!!
庄内国際ギターフェスティバル行きたい~!!
仕事の関係でどうしても行けなくて残念ですが、
遠くから演奏会の成功を祈っています!

Yukie 様
17日の教室のサロンコンサート、もしかしたら名古屋の
コンサートでしょうか?私も17日に参加していました。
これからもお互いに頑張りましょうね。
※大萩さん、この場をお借りして申し訳ございません。

Posted by: アマリリス | Aug 22, 2008 1:09:45 PM

おはようございます。
最近、会社のパソコンでメールを確認した後でブログを開く習慣がついてしまいました。(まずい・・・かな~)

28日・・聴きたいです。
なんとか仕事を休む口実がないかと考え中です。
すてきな演奏になりそうですね~。
大萩さんもきっと楽しみなんでしょうね・・
がんばってください!

PS 17日【日】・・教室のサロンコンサートも無事終了しました。
  さらに、曲をふかめていきたいです。
  大萩さんのおかげで、練習が楽しくなりました。
  

Posted by: Yukie | Aug 22, 2008 9:42:42 AM

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